映画みたいに生きる

これを読んで、「映画みたいに生きる」を2015年の抱負にしたいと思った。

 

「自分の人生の主人公は自分」のような言葉はよく見たり聞いたりする。

でも、「自分は映画『My Life』の主人公。だから、自分の人生に興味を持ち、映画化に値すると思える程度に自分自身で満足できる人生にしよう」という、一歩踏み込んだ考え方は面白い。

 

特に気に言ったのは以下の言葉。

何せ、映画の主人公は僕なんだ。だから、何を言っても間違いじゃない。あちこちでミスを犯しても、長い目で見ればそれは、もっと賢く強く成長するために必要なことなのだ。自分の言葉を信じて、脚本通りだと思って、声に出そう。最悪のシナリオだって、映画のNG集に使えばいい。計画通りにいかないこともあるけど、それでいいんだ。笑い飛ばしてしまえば、自分のNG集だって、笑顔で見られるものさ。

自分のミスや失敗は簡単には受け入れられないし、ないに越したことはないと思う。

自分の思い通りにいかないときは多少なりともイライラしてしまうし、想定外のトラブルなんて「やめてくれ」って言いたくもの。

 

でも、映画だったら主人公が自身のミスからピンチを招くシーンなんて当たり前のようにあるし、想定外の展開やトラブルがない映画はただの豚だ。

そんなピンチやトラブルに主人公が立ち向かい、解決していく流れこそが映画の見せ場だと思えば、ポジティブな気持ちでピンチやトラブルに向き合えるはず。

 

最後に大事なことをひとつ。自分のストーリーは必ずハッピーエンドになると考えることが大事だと思う。死についてあれこれ考える必要はない。いつかは争いが解決して、シアワセな気持ちで映画館を去る時のことを思いながら、各シーンを生きるべきだ。

映画『My Life』の「シーズン2015」がどんなエンディングを迎えるのかは、始まったばかりの今はまだ想像がつかない。

でも、どのようなストーリーを描き、どのようなエンディングに持っていくのか――そのシナリオを自分で描けるのだから、この先の365日間は楽しくなりそうだし、楽しいものにできると思う。