賛成する人がほとんどいない、大切な真実
ピーター・ティールの『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』を読み始めた。
タイトルは、冒頭で投げかけられる質問だ。
- 作者: ピーター・ティール,ブレイク・マスターズ,瀧本哲史,関美和
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/09/25
- メディア: 単行本
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ピーターは、視点が未来に近づいているほど、いい答えになると言っている。未来とはまだ訪れていないすべての瞬間であり、未来が訪れたとき世界は今と違う姿になっている、というのが「未来」の考え方だ。
未来を正確に予測することは難しい。
では、「正確ではなくてもいいから未来をイメージせよ」と言われてイメージできるかというと、これも簡単ではない。
特に、自分との関係が深いものほど、イメージしづらい気がする。
もっとも、それはイメージするが難しいのではなく、自分の未来をイメージすることを無意識に恐れているのかもしれない。
でも、未来が訪れたときに自分が今の姿のままならば、世界の姿の変化から置いていかれていることなる。
人は心理的に、変化を避けて現状を維持しようとするという話を聞いたことがある。
これが真なら、「今と違う姿になっている自分」のイメージを避けようとするのは自然なのかもしれない。
それを無理矢理抑えてもストレスがたまって思考が妨げられてしまうだけなので、「変化を避けたい気持ち」とうまく付き合いながら、少しずつ未来の姿をイメージする。そして、未来の自分にとって真実となるものを見極め、それを目標に一歩ずつ、テンションが上がってきたら大胆に行動を変えていく。
そんなアクションが必要・・・というのが、今のところの僕の真実。